危篤の連絡を受けたら最初にすることは?連絡すべき人の範囲や伝え方のマナーを解説!

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大切な家族が「危篤です」と知らされたとき、頭が真っ白になってしまうのは当たり前です。何をすればいいのか、誰に連絡すればいいのか、不安で押しつぶされそうになりますよね。この記事では、そんな緊急事態に直面したあなたが、今すぐ取るべき行動と連絡のルールを、順序立ててわかりやすくお伝えします。

  1. 危篤の連絡を受けたら最初にすることは?まずは落ち着いて病院へ向かう準備を
    1. 忘れ物厳禁!財布とスマホと充電器をすぐ手に取る
    2. 自分で運転するのは危険!タクシーや電車を利用する
    3. 職場や学校には「家族の緊急事態」とだけ伝えて休む
  2. 連絡すべき人の範囲はどこまで?三親等までの親族を目安にする
    1. 優先的に呼ぶべき家族と親戚のリストを作る
    2. 親族以外でも本人が「会いたい」と言っていた人に声をかける
    3. 遠方の親戚には移動時間を考慮して早めに相談する
  3. 伝え方のマナーはどう守る?電話で短く正確に要件を伝える
    1. 深夜や早朝でもためらわずに電話で一報を入れる
    2. 病院の名前と住所、部屋番号を間違えずに伝える
    3. 電話に出ない相手にはメッセージを残して折り返しを待つ
  4. 病院へ行く前に用意しておきたい現金や身の回りのもの
    1. 売店や駐車場で困らないように千円札を多めに持っておく
    2. 数日間の付き添いを見越して着替えと洗面用具をまとめる
    3. 医師の説明を書き留めるためのメモ帳とペンをカバンに入れる
  5. 病院に到着してから家族ができることと付き添いのルール
    1. 看護師に声をかけて面会や宿泊のルールを確認する
    2. 本人の耳元でこれまでの感謝や優しい言葉をかけ続ける
    3. 長丁場に備えて家族同士で交代しながら休憩と食事をとる
  6. もしもに備えて考えておきたい葬儀社や安置場所の相談
    1. 互助会への加入や葬儀の会員登録がないか家の中を探す
    2. 息を引き取った後にどこへ移動するか家族で話し合う
    3. 搬送だけを依頼できる葬儀社をスマホで検索しておく
  7. 医師から最期の判定を受けたあとに必要な書類と手続き
    1. 死亡診断書を受け取り内容に誤字脱字がないかチェックする
    2. 病院から遺体を搬送するために葬儀社へ電話を入れる
    3. お世話になった医師や看護師に挨拶をして精算を済ませる
  8. 本人の希望を尊重するために確認したい延命治療や宗教のこと
    1. 延命処置をどこまで行うか医師と最終的な意思疎通をする
    2. お寺の連絡先や宗派を親戚に聞いて把握しておく
    3. エンディングノートがないか貴重品入れなどを確認する
  9. まとめ:落ち着いて最期の時間を大切にするために

危篤の連絡を受けたら最初にすることは?まずは落ち着いて病院へ向かう準備を

病院から電話が来たら、パニックになるのは無理もありません。でも、まずは深呼吸を1回だけしてください。危篤とは「病状が非常に重く、いつ息を引き取ってもおかしくない状態」のことです。一刻を争う場面ですが、慌てて家を飛び出して忘れ物をしたり、事故を起こしたりするのが一番の失敗になります。

忘れ物厳禁!財布とスマホと充電器をすぐ手に取る

家を出る前に、まずはスマホ、財布、そして充電器をカバンに入れましょう。病院では親戚への連絡や、葬儀社への相談、調べ物などでスマホを使い続けるため、バッテリー切れは致命傷になります。また、病院代の精算や身の回りの買い物で現金が必要になるので、財布の中身も確認してください。

普段から使い慣れているモバイルバッテリーがあれば、それも一緒に持っていくと安心です。深夜の病院ではコンセントが自由に使えない場所も多いため、手元で充電できる道具があなたの強い味方になります。

  • スマホとモバイルバッテリー(充電ケーブルも忘れずに)
  • 現金(数万円程度と、千円札を多めに)
  • 健康保険証と印鑑

自分で運転するのは危険!タクシーや電車を利用する

「早く行かなければ」という焦りから自分で車を運転するのは、絶対に避けましょう。動揺している状態での運転は、ブレーキとアクセルを踏み間違えたり、信号を見落としたりする危険が極めて高いからです。もし事故を起こせば、本人の最期に立ち会うことすらできなくなってしまいます。

タクシーを呼ぶか、電車やバスなどの公共交通機関を使ってください。タクシーなら移動中にスマホで親戚に連絡を入れることもできますし、何より安全に病院の玄関まで送り届けてもらえます。

  • タクシー配車アプリをあらかじめ入れておくとスムーズ
  • 夜間ならタクシー会社の電話番号をスマホで調べる
  • 家族が複数いるなら、運転を代行してもらう

職場や学校には「家族の緊急事態」とだけ伝えて休む

仕事中や授業中であれば、細かい説明は後回しにして「家族が緊急の状態なので、すぐに病院へ向かいます」とだけ伝えましょう。会社への正式な忌引き申請や休暇の手続きは、状況が落ち着いてからで構いません。周りの人も事情を察して、快く送り出してくれるはずです。

もし重要な会議や締切がある場合は、信頼できる同僚に「資料はここにある」と一言だけ伝えて引き継ぎます。今は何よりも家族のもとへ駆けつけることが最優先です。

  • 直属の上司に電話か対面で手短に報告
  • 「落ち着いたらまた連絡します」と一言添える
  • PCの電源を切るなど最低限の片付けだけして出発

連絡すべき人の範囲はどこまで?三親等までの親族を目安にする

「誰を呼べばいいのか」は、危篤の際に最も悩むポイントのひとつです。一般的には、本人から見て「三親等」までの血縁者に連絡するのがマナーとされています。三親等とは、具体的には親、子供、兄弟姉妹、祖父母、孫、そして叔父や叔母までが含まれます。

優先的に呼ぶべき家族と親戚のリストを作る

まずは、本人が最期に会いたいであろう近い身内から順番に連絡しましょう。同居している家族はもちろん、別居している子供や、仲の良かった兄弟姉妹には真っ先に伝えます。三親等までの範囲を基準にすると、連絡漏れを防ぎやすくなります。

以下の表を参考に、誰に連絡が必要かを確認してください。迷ったときは「後で連絡しなかったことを後悔しないか」を基準に判断するのがコツです。

親等の近さ具体的な対象者連絡の優先度
一親等親、子供最優先(即座に連絡)
二親等兄弟姉妹、祖父母、孫高い(病院に来てもらう)
三親等叔父、叔母、甥、姪状況に応じて判断

親族以外でも本人が「会いたい」と言っていた人に声をかける

血の繋がりがなくても、家族同然の付き合いをしていた友人や、本人が「最後に一目会いたい」と口にしていた知人がいれば、連絡リストに加えましょう。親族だけの場に呼んで良いか迷うかもしれませんが、本人の気持ちを第一に考えるのが一番の供養になります。

ただし、相手の事情もあるため「無理に来てほしい」と強制はせず、「もしお時間が許せば、顔を見に来てあげてください」と控えめに伝えるのがマナーです。

  • 長年の親友や近隣の親しい知人
  • 本人がエンディングノートに書き残していた名前
  • 仕事で長年苦楽を共にしたパートナー

遠方の親戚には移動時間を考慮して早めに相談する

飛行機や新幹線を使わないと来られない遠方の親戚には、病状が少しでも深刻になった段階で早めに連絡を入れます。危篤になってからでは、到着が間に合わない可能性があるからです。チケットの手配や宿泊先の準備が必要になることも、電話で一言添えてあげましょう。

遠方の方へは「今は危篤状態ですが、すぐに来られる準備だけしておいてください」といった、段階を踏んだ伝え方も有効です。

  • 新幹線や飛行機の最終便の時間を確認してもらう
  • 宿泊が必要になる場合は、近隣のビジネスホテルを案内する
  • 「無理のない範囲で」という配慮の言葉を忘れない

伝え方のマナーはどう守る?電話で短く正確に要件を伝える

危篤の連絡は、スピードが命です。LINEやメールは相手が気づかない可能性があるため、必ず「電話」で直接話すのが鉄則です。相手も突然の電話に驚くはずですから、あなたは努めて冷静に、必要な情報だけを簡潔に伝えるように心がけましょう。

深夜や早朝でもためらわずに電話で一報を入れる

「夜中に電話したら迷惑かも」と遠慮する必要はありません。危篤は命に関わる一大事ですから、24時間いつでも連絡するのがマナーです。むしろ、連絡が遅れて死に目に会えなかったときの方が、相手にとって大きなショックと後悔を残してしまいます。

電話がつながったら、まず「夜分に(早朝に)失礼します」と一言添えたあと、すぐに「〇〇(本人名)が危篤になりました」と事実を伝えましょう。

  • 深夜3時であっても迷わず電話をかける
  • 着信に気づかない場合は2〜3回繰り返しかけてみる
  • 寝ぼけている可能性もあるので、ゆっくりはっきり話す

病院の名前と住所、部屋番号を間違えずに伝える

相手に病院へ来てもらうなら、場所の情報を正確に伝えることが重要です。似た名前の病院が近隣にある場合もあるため、病院の正式名称と、住所、病棟・部屋番号をセットで伝えてください。スマホの地図アプリで共有できるリンクを後で送るのも親切です。

  • 病院の正式名称(例:〇〇市立中央病院)
  • 詳しい住所と、目印になる建物
  • 面会可能な入り口(夜間入り口など)の場所

電話に出ない相手にはメッセージを残して折り返しを待つ

何度かけても電話に出ない場合は、ショートメッセージ(SMS)やLINEで用件を残しておきましょう。単に「電話ください」だけだと相手を不安にさせるので、「危篤の連絡です。至急、〇〇病院まで来てください」とはっきり要件を書き込みます。

  • 「〇〇が危篤です。至急連絡ください」と送る
  • 病院の住所と部屋番号も一緒にメッセージしておく
  • 気づいたときにすぐ行動できるよう情報をまとめる

病院へ行く前に用意しておきたい現金や身の回りのもの

病院での付き添いは、いつまで続くかわかりません。数時間で終わることもあれば、数日間に及ぶこともあります。病院の売店が閉まっている時間帯や、キャッシュレス決済が使えない場面に備えて、小銭や千円札を含めた現金を多めに用意しておくのが賢明です。

売店や駐車場で困らないように千円札を多めに持っておく

病院内のコインパーキングや自動販売機、テレビカードの購入などは、いまだに現金しか使えない場所が多いものです。特に1万円札は機械で使えないことがよくあるので、千円札10枚と、100円玉などの小銭を準備しておきましょう。

タクシー代や、夜中に喉が渇いたときの飲み物代など、細かいお金が手元にあるだけで余計なストレスを減らすことができます。

  • 財布の中を千円札でいっぱいにしておく
  • 100円玉と500円玉を小銭入れにまとめておく
  • 病院内のATMは夜間使えないことが多いので事前におろす

数日間の付き添いを見越して着替えと洗面用具をまとめる

一度病院へ行くと、なかなか自宅に戻れないことも珍しくありません。最低1〜2日分の下着、靴下、洗面用具、そして冬場なら羽織るものを持っていきましょう。病院の夜は意外と冷え込みますし、ずっと同じ服でいると体力的にも精神的にも疲弊してしまいます。

  • フェイスタオルと歯ブラシセット
  • 着替え(下着と靴下)
  • 使い捨てのマスク数枚とウェットティッシュ

医師の説明を書き留めるためのメモ帳とペンをカバンに入れる

医師からの病状説明は、専門用語が多くて一度では理解できないことが多々あります。また、誰に連絡したか、これから何をすべきかなどのタスクが山積みになるため、忘れないようにメモを取る習慣をつけましょう。

スマホのメモ機能でも良いですが、手書きのメモ帳の方が、混乱している最中でもサッと書き込めて直感的に見返せるのでおすすめです。

  • ポケットサイズのメモ帳とボールペン
  • 医師の名刺やもらった書類を挟めるファイル
  • 印鑑(同意書などにサインする際に必要)

病院に到着してから家族ができることと付き添いのルール

病院に着いたら、まずはナースステーションで挨拶をし、本人の病室へ向かいます。そこからは「最期の時間」をどう過ごすかが大切になります。医療スタッフの指示に従いつつ、家族としてできる限りのケアをしてあげましょう。

看護師に声をかけて面会や宿泊のルールを確認する

病院によって、24時間付き添いができるかどうかのルールは異なります。夜間の出入り方法や、病室内での飲食、付き添い用の簡易ベッドの有無などを早めに確認しておきましょう。

また、ナースコールを押すべきタイミングも聞いておくと安心です。呼吸の様子が変わったときなど、家族がそばにいて「おかしい」と感じたときの対応を把握しておいてください。

  • 付き添いができる人数制限を確認
  • 夜間の通用口の場所とセキュリティカードの有無
  • 家族用の休憩室やシャワー室が使えるか聞く

本人の耳元でこれまでの感謝や優しい言葉をかけ続ける

意識がないように見えても、最後まで機能しているのは「聴覚」だと言われています。あなたの声は、しっかり本人に届いています。これまでの感謝の気持ちや、楽しかった思い出、家族がみんなそばにいることなどを、耳元で優しく語りかけてあげてください。

手を握ったり、体をさすったりするスキンシップも、本人にとって大きな安心感につながります。「ありがとう」という言葉を、後悔のないように伝えてください。

  • 「みんなここにいるよ」「大好きだよ」と声をかける
  • 本人の好きな音楽を小さな音で流してあげる
  • 顔を拭いてあげたり、唇を湿らせてあげたりするケア

長丁場に備えて家族同士で交代しながら休憩と食事をとる

付き添いは精神的にも体力的にも過酷です。ずっと張り詰めていると、いざというときに動けなくなってしまいます。家族が複数いるなら、数時間おきに交代して、売店でパンを買って食べたり、仮眠室で横になったりする時間を作りましょう。

「自分が倒れたら本人が悲しむ」と考え、無理のない範囲で休息をとることも、大切な家族の役割です。

  • おにぎりやゼリー飲料など、手軽に食べられるものを用意
  • 1〜2時間だけでも目を閉じて脳を休める
  • 水分補給をこまめに行い、脱水を防ぐ

もしもに備えて考えておきたい葬儀社や安置場所の相談

縁起でもないと感じるかもしれませんが、危篤の段階で「その後のこと」を少しだけ考えておくことは、結果として家族を守ることにつながります。息を引き取った後、病院からは数時間で退去を求められるのが一般的だからです。

互助会への加入や葬儀の会員登録がないか家の中を探す

本人が生前に葬儀の予約をしていたり、互助会に積み立てをしていたりする場合があります。これを知らずに別の葬儀社に頼んでしまうと、解約手数料が発生したり、受けられるはずの割引が使えなくなったりして、金銭的に大きな損をしてしまいます。

家の中にある貴重品入れや、エンディングノート、会員証などがないか、動ける家族に確認してもらいましょう。

  • 冠婚葬祭互助会の会員証や契約書を探す
  • 特定の葬儀社からのダイレクトメールやパンフレットの有無
  • 遺影に使いたい写真の候補をスマホで探しておく

息を引き取った後にどこへ移動するか家族で話し合う

亡くなった後、病院からどこへ移動するか(安置場所)を決めておく必要があります。選択肢は主に「自宅」か「葬儀社の安置施設」の2つです。

自宅に連れて帰りたい場合は、布団を敷くスペースがあるか、マンションならエレベーターに棺が入るかなどを確認します。難しい場合は、24時間対応してくれる安置施設を葬儀社に紹介してもらうのが一般的です。

  • 自宅でゆっくりお別れしたいか
  • 自宅のスペースや近所の目が気になるので施設にするか
  • 住宅事情(階段やエレベーターのサイズ)の確認

搬送だけを依頼できる葬儀社をスマホで検索しておく

もし具体的な葬儀社が決まっていないなら、まずは「病院からの搬送」だけを24時間受け付けてくれる業者を調べておきましょう。焦って病院紹介の業者にすべて任せると、高額な費用になるケースもあります。

最近では、ネットで申し込める定額制の葬儀社などもあり、スマホで簡単に見積もりを取ることができます。あらかじめ数社の電話番号を控えておくだけで、いざという時の安心感が違います。

  • 「地域名 葬儀 24時間」で検索して候補を出す
  • 搬送費用が含まれているプランがあるか確認
  • 口コミや評判を軽くチェックしておく

医師から最期の判定を受けたあとに必要な書類と手続き

最期の時を迎えたあと、悲しみに浸る間もなく事務的な手続きが始まります。特に「死亡診断書」は、これからの全ての手続きで必要になる最重要書類です。内容をしっかり確認し、大切に保管してください。

死亡診断書を受け取り内容に誤字脱字がないかチェックする

医師から発行される「死亡診断書」を受け取ったら、その場で名前、生年月日、住所に間違いがないか確認してください。ここが一文字でも間違っていると、役所での手続きが受理されず、再発行のために病院へ戻る手間と費用(数千円〜1万円程度)がかかってしまいます。

  • 本人の氏名が戸籍通りか確認
  • 生年月日と死亡時刻が正しいかチェック
  • 受け取ったらすぐにスマホで写真を撮って保存する

病院から遺体を搬送するために葬儀社へ電話を入れる

医師の判定が終わり、エンゼルケア(遺体を整える処置)が済む頃に、葬儀社へ搬送の依頼をします。電話では「病院名」「迎えに来てほしい場所」「安置する場所(自宅か施設か)」を伝えます。葬儀社は通常30分〜1時間半程度で駆けつけてくれます。

  • 葬儀社に現在の状況と場所を正確に伝える
  • 病院側のスタッフに「葬儀社が決まった」と報告する
  • 精算のために1階の会計窓口の場所を確認する

お世話になった医師や看護師に挨拶をして精算を済ませる

最後に、これまで懸命に治療や看護をしてくれた病院のスタッフにお礼を伝えましょう。高額な謝礼(志)を渡す必要はありませんが、言葉で感謝を伝えるだけで十分です。その後、入院費の精算を済ませます。夜間や休日の場合は後日精算になることもあるので、指示に従いましょう。

  • お世話になった看護師さんへの一言挨拶
  • 忘れ物がないか病室を隅々までチェック
  • 預けていた診察券や保険証を忘れずに受け取る

本人の希望を尊重するために確認したい延命治療や宗教のこと

治療の最終段階では、家族が決断を迫られる場面があります。本人の尊厳を守り、納得のいくお別れにするために、あらかじめ「これだけは確認しておきたいこと」を整理しておきましょう。

延命処置をどこまで行うか医師と最終的な意思疎通をする

心臓マッサージや人工呼吸器などの延命処置を行うかどうか、医師から確認されることがあります。本人が生前に「延命はしないでほしい」と言っていた場合は、その意思をはっきりと医師に伝えてください。

家族間で意見が分かれると後でトラブルになるため、兄弟姉妹や親戚としっかりと意思を統一しておくことが大切です。「本人がどうしたかったか」を最優先の判断基準にしましょう。

  • 人工呼吸器や昇圧剤の使用についての意思確認
  • 「自然な最期」を望むかどうかの話し合い
  • 家族全員が納得しているかどうかの再確認

お寺の連絡先や宗派を親戚に聞いて把握しておく

葬儀の手配を始めるにあたって、自分の家の宗派や、お付き合いのあるお寺(菩提寺)の連絡先が必要になります。普段から意識していないと意外とわからないものです。もし自分たちでわからなければ、年配の親戚に電話して聞いておきましょう。

  • 実家の宗派は何宗か(浄土真宗、曹洞宗など)
  • お寺の名称と電話番号、住所
  • 以前お世話になった法事の際の領収書などを探す

エンディングノートがないか貴重品入れなどを確認する

本人がエンディングノートを書いていた場合、そこには「誰を呼んでほしいか」「どんな葬儀にしてほしいか」といった願いが詰まっています。もし自宅に動ける人がいるなら、金庫やデスクの引き出し、タンスの奥などを探してもらいましょう。

本人の希望通りに進めることが、残された家族にとって一番の心の安らぎになります。

  • ノートや日記、スマホのメモアプリを確認
  • 遺影に使ってほしい写真が指定されていないか
  • 葬儀の規模(家族葬か一般葬か)の希望

まとめ:落ち着いて最期の時間を大切にするために

危篤の連絡は、誰にとっても一生に一度あるかないかの重大な局面です。焦りや不安でいっぱいになるのは当然のこと。まずはスマホと財布を持って、安全に病院へ向かうことから始めてください。この記事でお伝えしたポイントを振り返りながら、一歩ずつ進んでいきましょう。

  • 病院へはタクシーや公共交通機関を使い、安全に駆けつける。
  • 連絡は「三親等」を基準に、必ず電話で直接伝える。
  • スマホの充電器と現金を多めに用意して、長期戦に備える。
  • 本人の耳元で、感謝の言葉と優しい声をかけ続ける。
  • 医師からの死亡診断書は、誤字脱字がないかその場で確認する。
  • 葬儀社が決まっていない場合は、搬送だけを依頼できる業者をスマホで探す。
  • 本人の意思と家族の納得を第一に考え、延命処置などの決断を下す。

これからの時間は、本人とあなたたち家族にとって、かけがえのない大切な時間になります。後悔のないように、しっかりと寄り添ってあげてください。あなたは十分によくやっています。大丈夫、一つずつ片付けていきましょう。